BIOGRAPHY

Kazuno Ataka

1986年、新潟県生まれ。画家、グラフィック・デザイナー、いけばな龍生派家元教授。哲学する作品を生み出すアーティスト。
幼少の頃より絵を描きことを好み、中学に入ってからは独学でグラフィックを学び始めた。2014年ごろからフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動。2021年末より画家としてのキャリアを開始。
彼女は、華道や茶道などの伝統文化や仏教思想に触れる中で気づかされたことを形にする。表現手法はアナログだけでなくデジタルも用い、五色(ごしき)の意味を踏まえた色使いを好む。

BUDDHISM -仏教思想-

2004年、東洋大学日本文学文化学科卒業。日本の文化や思想風土を学ぶ。国内外の文化や思想が共存しつつ、ともに発展してきた日本の歴史に感銘を受ける。在学中の2003年には、真宗大谷派教師資格を取得。仏教思想、とりわけ浄土思想への造詣を深める。
現在は阿弥陀経の清らかな世界観を「Pure Land」シリーズとして描く。

IKEBANA -華道-

2012年、いけばな龍生派に入門。いけばなの技法や植物の扱いを学ぶ。いけばなには仏教の修練としての側面があり、植物の造形美やいけばなの精神から仏教思想を追求。2014年に雅号「佑乃」を授かる。
2018年、いけばな龍生派の自由花家元教授となる。伝統的な生け花の技法を学びつつ、独自に植物の捉え方を追求。
特に2021年より「ZERO WASTE いけばな」を始め、作品製作後の材料を無駄にせず、新たな魅力ある姿を見出している。植物を多用する芸術活動であることを自覚し、自然からの恵みを大切に作品に生かす試みは多くの賛同を得ている。

EXHIBITION -展示会-

-IKEBANA-
2023, 第47回龍生派新潟県支部いけばな展~いける よろこび~, 新潟県民会館, Niigata(Japan)
2017, 第45回龍生派新潟県支部いけばな展, Next 21, Niigata(Japan)

-ART-
2025, 第30回日本の美術, 上野の森美術館, Tokyo(Japan)
2025, 情緒 vol2, Gallery IYN, Osaka(Japan)
2024, 第四回 藝展~GEI-TEN~,音羽山 清水寺 圓通殿, Kyoto(Japan) and シェーンブルン宮殿, Vienna(Australia)
2024, Beautiful展vol.3, Gallery IYN, Osaka(Japan)
2024, The square vol.2, 横浜赤レンガ倉庫, Kanagawa(Japan)
2024, BREAKTHROUGH -New and Rising Japanese Artists-, One Art Space, New York(USA)
2024, 日本・フランス友好促進企画 永遠の絆展, タワーホール船堀, Tokyo(Japan)
2023, ちっちゃいアート展, STACK BOARD, Niigata(Japan)
2023, SALON ART SHOPPING PARIS, Carrousel du Louvre, Paris(France)
2023, MAKING THE BIG WORLD SMALL, Principles GI Coffee House, New York(USA)
2022, BRAIN CAKES, Casa Milà La Pedrera, Barcelona(Spain)
2022, ちっちゃいアート展, STACK BOARD, Niigata(Japan)
2022, FLARE UP, Galería Azur Berlin, Berlin(Germany)
2022, Blue, STACK BOARD, Niigata(Japan)
2022, ゆめかわ展, STACK BOARD, Niigata(Japan)
2022, NFT. NEW FREEDOM THINK, M.A.D.S. Art Gallery, Fuerteventura(Canarias Isras) - Milano(Italy) - Metavers
2022, RED, STACK BOARD, Niigata(Japan)

PUBLICATIONS -出版物-

"芸術紀行(ART TRAVELOUGE) vol.5", 国民みらい出版, March 2024

"THE WORLD ART GUIDE 2023," ‎Cendorian Publishing, June 2023